Enyoi ドキュメント

Enyoiについて

Enyoiは、テーマカスタマイザーで詳細な設定が可能なWordPressテーマです。
レスポンシブデザインを採用し、モバイルファーストで設計されています。

主な特徴

  • レスポンシブファーストデザイン

  • 高度なカスタマイズ機能

  • 多機能メニュー

  • 商用利用可能(GPL v3)

動作環境

  • WordPress 6.6+

  • PHP 8.1+

  • モダンブラウザ対応

インストール方法

  1. 1

    WordPressダッシュボードにログインします

    WordPressダッシュボード

  2. 2

    左メニュー「外観」→「テーマ」を選択し、「テーマを追加」ボタンをクリックします

  3. 3

    右上の「テーマを検索」フォームに、Enyoiと入力してキーボードをEnterします

  4. 4

    表示された画像の「インストール」をクリックします。そのままお待ちください

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    インストール済みと表示されるので「有効化」をクリックしてください

  6. 6

    新しいテーマを有効化しましたと表示されます

    「サイトを表示」をクリックしてWEBサイトの表示を確認してください。

  7. 7

    メニュー「外観」→「エディター」をクリックします。

    メニューをクリックして、テーマのデザインを自由に行ってください。

テーマエディタ―の使い方

テーマをカスタマイズするには、以下の手順に従ってください。


フォントの選択

レイアウト設定

ロゴの設定

背景・色設定

メニュー設定

1

「外観」→「エディター」とクリックします

2

「デザイン」→「スタイル」をクリックします。

フォント・色・背景・ページのレイアウトが、スタイルタブで全て設定できます。
ここで設定した内容は、テーマ全体に適用されます。

3

「デザイン」→「テンプレート」をクリックします。

ヘッダー・サイドバー・フッターのテンプレートを選択できます。
インデックスページやシングルページのテンプレートも編集可能です。
ここで選択したテンプレートは、サイト全体に適用されます。
オリジナルのテンプレートを作成することも可能です。

4

「デザイン」→「パターン」をクリックします。

ヘッダー・フッター・サイドバーのパターンを選択できます。
ここで選択したパターンは、サイト全体に適用されます。
各パターンは、カスタマイズ可能なブロックとして提供され、必要に応じて編集できます。
オリジナルのパターンを作成することも可能です。

5

ブロックテーマのエディター機能について

Enyoiはブロックテーマ(フルサイト編集テーマ)です。従来のテーマとは異なり、ヘッダーやフッターも含めてサイト全体をエディターで自由に編集できます。

🎨 編集可能な要素

  • • ヘッダーのデザイン・レイアウト
  • • フッターの構成・色
  • • ナビゲーションメニュー
  • • サイトロゴの配置・サイズ
  • • 全体のカラースキーム

⚡ リアルタイム編集

  • • ブロックをドラッグ&ドロップ
  • • 変更内容をその場で確認
  • • コードを書かずに自由自在
  • • モバイル表示も同時に調整
  • • 元に戻す・やり直し機能

💡 従来テーマとの違い

従来のテーマではPHPファイルの編集が必要でしたが、ブロックテーマなら直感的なビジュアルエディターだけでサイト全体をカスタマイズできます。プログラミング知識は一切不要で、誰でも簡単にプロフェッショナルなサイトを作成できます。

ブロックテーマのエディター画面

各テンプレートのカスタマイズ

重要な注意事項

PHPとWordPressの知識が必要です。通常、テーマのアップデートがあると、テーマファイルの中身は上書きされます。ご自身で、テーマに直接変更を加えられていると、それがアップデートで消えてしまいます。テーマファイルをカスタマイズして維持する場合は子テーマで行うのが一般的です。

1

ディレクトリを作成

「Enyoi」のあるテーマディレクトリに空のディレクトリを作成します。
作成場所は「wp-content」>>「themes」です。
作成したフォルダの名前は「enyoi-child」とします。

2

ファイルを作成

index.phpとstyle.cssとfunctions.phpを作成します。
空のファイルで構わないので、新規作成でindex.php、style.css、functions.phpをそれぞれ作成します。

3

style.cssに記載

「enyoi-child」のstyle.cssの先頭に下記のコードを記入します。
これでこのテーマが「Enyoi」の子テーマだと認識されます。

/**
                        * Theme Name: Enyoi Child
                        * Template: enyoi
                        * Text Domain: enyoi-child
                        */

4

functions.phpに記載

「enyoi-child」のfunctions.phpの先頭に下記のコードを記入します。

<?php
                        function enyoi_child_enqueue_scripts() {
                            $theme_parent_version = wp_get_theme()->parent()->get('Version');
                            $theme_version = wp_get_theme()->get('Version');

                            wp_enqueue_style('enyoi-original-style',
                                get_template_directory_uri() . '/style.css',
                                array(), $theme_parent_version);
                            wp_enqueue_style('enyoi-child-style',
                                get_stylesheet_uri(),
                                array('enyoi-original-style'), $theme_version);
                        }
                        add_action('wp_enqueue_scripts', 'enyoi_child_enqueue_scripts');
                        ?>

5

テンプレートファイルをコピー

変更したいテンプレートファイルを親からコピペする。
変更を入れたいPHPテンプレートファイルがあるときは、親の「enyoi」ファイルからtemplatesフォルダごとコピーして、「enyoi-child」の中に貼り付けます。
この子テーマの中で書き換えを行います。

style.cssやfunctions.phpの内容の変更もこの子テーマのファイルに書いていきます。